鹿児島県産マンゴーについて!
ちょっと鹿児島のマンゴーについて語りますが、お付き合いください!
ふるさと便がお届けする「鹿児島県産マンゴー」は、鹿児島県内各地の生産地で収穫された
完熟マンゴーですが、今回はその中でも曽於郡大崎町にあるマンゴー農場に行ってきました。
大崎町と言えば、道の駅あすぱる大崎にある、巨大なカブトムシのモニュメント。大崎町の豊かな自然を象徴しているそうです。
マンゴーのほかにも、うなぎや鹿児島黒牛など、多くの特産品を有する豊かな町です。
今回お邪魔したのはマンゴー農家の近松輝久さんの農場。マンゴーの他にも、ハウスみかんや加温デコポンなどを生産されています。
大崎町で生産されるマンゴーは3下旬から収穫を開始し、5月中旬に収穫のピークを迎えます。
私がお邪魔したのはまだはしりの時期でしたが、農場にはマンゴーがたわわに実っていました。
赤紫色のマンゴーが徐々に真っ赤になり、ネットに自然落下したところで収穫します。
高級フルーツの代名詞であるマンゴーですが、無事完熟を迎えるまでには生産者の方の大きな愛情と手間ひまがかけられています。
1本の枝に1つの実をつけるために行う摘果作業、実に満遍なく日光をあてるための葉摘み、マンゴーの裏面に日光をあてる為の反射紙の取り付けなど、すべてを手作業で、丁寧に行います。
大変な作業ではありますが、大きく、形と色づきのよいマンゴーを生産するためには欠かせない作業なのです。
南国のフルーツであるマンゴーの生産には適切な温度管理も欠かせません。
ハウス内を一定の温度に保つために、気温が下がればヒーターをたき、逆に上がりすぎればハウスに取り付けられたファンを回して、中にこもった熱を抜いて、24時間常に30度前後の室温を保ちます。
また、近松さんの畑ではマンゴーの木の根元に藁を敷いて、病気の原因となる湿度を抑える対策をしています。
手間ひまを惜しまず、愛情をかけて育てられたマンゴーについて、近松さんはこう語ります。
「大変手間のかかる品目ですが、それだけに完熟したマンゴーが無事ネットに落ちて、それを収穫するときの喜びはひとしおです。マンゴーと言えば、沖縄や宮崎のものが有名ですが、鹿児島のマンゴーも味、見た目ともに決して負けていません。大崎町の温暖な気候の中、のびのび育ったマンゴーをぜひお召し上がりください。」
近松さんだけではなく、鹿児島県内各地のマンゴー農家の方々がそれぞれのこだわりの詰まった完熟マンゴー、ご自宅用にはもちろんのこと、贈り物としても大変喜ばれる逸品です。
鹿児島の夏のフルーツの王様「鹿児島県産マンゴー」をぜひ、お召し上がりください!!